【目次】
1.はじめに
Pythonのいいところは高機能なライブラリが無料で使えるところですよね。
例えばMatlabとかで数値計算や代数計算、信号処理等をしようと思うと、高価なツールボックスを購入しなければならないですが、Pythonならば無料で利用できます。
ちなみにMatlabの代わりにScilabやOctaveも試してみたのですが、私の低スペックPCでは動作が重くてイライラしたので辞めました。
しかも、コマンドもMatlabと似てはいるんですが、似ているだけでわずかに異なるのが逆に気持ち悪くてイライラしました。
私にお金スペックと、ScilabとOctaveを扱うスペックが足りないだけなんですけどね。
私はMatlabの代わりとなる環境を自宅で構築するために、Pythonベースで取り組んでいきます。
Pythonのインストール方法についてはこちらを参考にしてください。
2.今回インストールするライブラリ
とりあえず以下の3つのライブラリ「numpy」、「scipy」、「matplotlib」をインストールしてみました。
私が思う各ライブラリのイメージは・・・
「numpy」:配列計算、代数計算、三角関数等、基本的な算術演算がしたいときに使う。
「scipy」:数値計算、numpyよりマニアックな演算(例えば非線形連立方程式の解求めるとか)がしたいときに使う。
「matplotlib」:グラフを描画するときに使う。
ざっとこんな感じ。
ほかのライブラリは、また必要なときにインストールしようかなと。
3.手順
[手順1] コマンドプロンプトを起動する。
[手順2] 「pip install *******」を入力、実行する。
※「*******」はインストールしたいライブラリ名。
※ちなみにライブラリもバージョンが複数あるため、最新のバージョンをインストールしたい場合はぐぐってください。
[手順3]待つ!
こんな画面が表示されます。
1~2分程度で「Successfully installed」と表示されればインストール完了です。
ちなみに既にインストールされている場合は、「Requirement already satisfied」と表示されます。
Pythonで「import *******」と実行してエラーが出なければOK。
※「*******」はインストールしたライブラリ名。
終わり!!!
簡単ですね。