匿名の私たち

哀愁漂うサラリーマン

結婚のススメ in サウナ

近年、「幸せ=結婚」の価値観が否定する人たちが多くなったと感じる。

結婚は人生のコストであり、自由を妨げる。たとえば、結婚式に300万円、子供1人あたりに1000千万円。この費用が浮けば、なんでもできるのではないか。

不景気に突入し、貧富の差は増し、未来永劫、自分の収入は増えない。それならば、支出を減らして、もっと人生を楽しむ。そうしよう。まずは独身でいなければ。そうだ、そうだ、FIREのためにお金を運用し、経済的自由を獲得すれば、幸せになれる。そうだ、そうだ。まずは投資だ、運用だ。結婚なんて、コスパ悪い。一生独身、万々歳!

 

このように、男性の独身が肯定されつつあるのだ。

 

当然の流れのようにも感じる。

 

しかし、私はあえて、結婚を肯定したい。

 

あなたが風邪で寝込んでいる時、ほんとに周りに誰もいない。孤独です。声を出して泣いても、部屋に声が響くだけです。人恋しくても、誰も微笑んではくれません。ただ一人、ゆっくり、ゆっくり弱っていくのです。哀れです。哀れだと思ってくれる人がいるのであれば、それは幸運です。誰か君を見てくれるのだから。悲しいと思います。経済的自由だなんだと言って、終わってみれは孤独に弱っていく。金でなければ、人を動かせない人間に幸せが訪れるでしょうか?

 

寝込んだ時に、隣に大切な人がいる。とても幸せなことだとは思いませんか?

 

そうです。

 

お察しの通り、私は童貞です。